企業経営は、ファイナンスを中心とした経営インフラの欠如やそのバランスが崩れることにより、上手くいかなくなるケースがあります。

　スタートアップ企業であれば、会社設立時に資本政策を熟慮しないことによる資金調達の難航・オーナー持ち株の希薄化があります。また、新しいサービス・プロダクトの適法性確認を疎かにしたことによる許認可等の法規制への抵触により、企業経営の継続が難しくなることもあります。

　中小企業であれば、法人税などの節税を意識した経営が行われることがよくあります。利益がでそうであれば顧問税理士に相談し、課税所得金額を意識したキャッシュアウトを伴う節税をするなど、自ら財務インフラを不安定にさせる起業家を多く見てきました。自らの身体を自らで傷つけていることさえ気が付いていないのです。

　起業家は会社設立当初は、自分のアイデアを詰め込んだサービスを広げたい、今までにないITサービスで世の中を変えたいという想いがあり起業家になったはずです。

　それがいつしか自分の持ち株比率を気にした資金調達に奔走したり、自分の不得意な分野の業務に忙殺されたり、目の前の税金をどう減らすかに時間を割いています。
　
　リーマンショック、新型コロナウイルス、自然災害など、企業経営にはさまざまな障壁が立ちはだかってきました。あらゆるリスクを把握・想定し、ファイナンスを基盤とした経営インフラを整えていくことの重要性を起業家は理解しているはずです。

　当社では、起業家が創りたいサービス、プロダクトやその先の想いをかたちにするために、ファイナンス・内部統制、リスクマネジメント・HR・セールスなどあらゆる経営インフラを提供し、誰もが起業家に、価値ある企業になれるように並走します。